パニック障害の症状「予期不安」とは

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予期不安

また発作が起こるかもしれない…

一度、パニック発作を経験すると発作のことが頭から離れなくなります。「気が変になってしまうのではないか」「死んでしまんではないか」と、不安が大きくなっていきます。


そして同時に、「また辛い発作が起こったらどうしよう」という不安や恐怖も強くもつようになります。


「また発作が起こるかもしれない…」という不安を常に抱えている状態でいることを「予期不安」といいます。パニック障害の典型的な症状でもあります。


予期不安とは

代表的な予期不安の内容としては以下のとおりです。これら似たような事柄が頭をよぎってしまい行動に移せない場面がよくある方は専門家に相談してみましょう。



パニック障害が慢性化すると、不安の対象がどんどん広がります。発作もいつ、どの場面で出るのか本人も分からず不安から恐怖心へと高まり、外出もままならなくなります。


発作に対しての不安感が過敏になってしまうと、日常生活に大きな支障がでてきてしまいます。 出かけることに対しての恐怖感から、仕事にいくことも困難となってしまっては経済的にも問題が生じることでしょう。


予期不安の対象をよく区別することは、治療をしていくうえで重要になります。行動範囲が抑制され狭まってしまう前に 専門家と二人三脚で丁寧に、根気強く不安を取り除いていきましょう。


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